風車をめざして…

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「時をかける少女」

(この記事は引越し先『風車をめざして… 2nd.season』
でもご覧いただけます)

観ました。今更。アニメ映画。DVDで。
高い評判は知っていたけれど、もう何年も劇場に足を運ぶ事自体が面倒くさくて、
この作品も興味はあったものの、劇場で観る事はなく。

注目は、ジブリに出向して当初は、『ハウルの動く城』('04)の監督だったという、
細田守(ほそだまもる)監督作だという点。
ジブリ総帥・宮崎駿と何があったのかは定かでないが、
事実としては、「細田ハウル」は制作中断。のちに「宮崎ハウル」が始動したという事。

ジブリは元は一作品ごとにチームを集める制作集団だったが、
いつからか(おそらく『魔女の宅急便』('89)あたりから)、
月給制の“会社組織”になった模様。
となると、“会社存続”のためにも、人材育成が必要となってくる(ひいては業界のためにも)。

ジブリは悪い意味で、宮崎と高畑という二枚モンスターが強過ぎるので、
宮崎本人もその影響力に、辟易している様子がうかがえる。
それが、幾度にもわたる“引退宣言”なのだろう。
この人と政治家とプロレスラーの“引退”ほど、アテにならんもんはないだろう(笑)。

とにかく、それでもなんとか次世代の演出を・・・。
最も期待されたのは、『耳をすませば』('95)の故・近藤喜文監督であろう。
もののけ姫』('97)参加後、病死。

細田が『ハウル〜』を降板したのも(させられたのかも知れない)、ジブリ後継者育成が近藤喜文の死後、10年に渡って上手くいっていない証明である。

現在はセガレ(宮崎吾朗)に演出を任せる(『ゲド戦記』('06))状態である汗


・・・・と、勢いジブリ話になってしまったが。
その『ゲド戦記』とバッティングする形で公開された、『時をかける少女』。

原作から20年後という設定。
思わぬ形で、タイムリープ(タイムワープ?)能力を身につけた女子高生が、安易にタイムリープを繰り返すうち、
仲のよい男友達との間柄が微妙に変化していく・・・。

こんなあらすじだが、まずタイムリープによる時間軸の移動に、
観ていて混乱を招かない脚本が、よく出来ていると思う。
CV(キャストボイス)も声優でなく、十代のタレントを起用しているが、悪くない。
未熟なテクニックが、逆に十代らしさを出しているとも言える。
美術も二三(山本二三・やまもとにぞう)さんらしい、ニュートラルな色遣い。

後はキモである“十代の女の子の心のひだ”に、共感するのかしないのか。

実は先述の『耳をすませば』を劇場で観た私。
本作と最も比較しやすいアニメーションであるが、
当時これを見終わった後の恥ずかしさったら、もうたまらんかったのを覚えている汗
主人公たちのまっすぐな瞳・駆け引き無しの想い・・・。
もう気恥ずかしいやら、単純すぎるキャラへ怒りを覚えたり(?)、いいも悪いも思わず
「ごめん!勘弁してくれ!
と言ってしまう作品だった。

おそらく本作も、大同小異であるのだが、ねえ。ほら。
観る側が10歳年をとってるので汗
「微笑ましいのぉ〜」
という感想となった。

こんなくだらない事が、毎日ドキドキする事だったのか?
間違いなく過ごしてきた筈なのに、よく覚えていない時間。
後悔はないけど、二度と戻らぬ濃密な時間ではあったのだろう。。。
という気分にさせてくれる映画だ。

忙しい時に観る作品じゃないと思う(笑)。
書いた人 Gen◇◆ | comments(7) | - |




コメント

なるほど!!
まさに『時を賭ける』作品だったわけですね…

私はオンタイムで垂水のオヤジ(筒井氏)の原作読んでましたから以降のドラマやら映画はなぜか極力見ないようにしてました。なんかこだわりあったのか…何故だったか今となっては思い出せませんが。『時が欠けるオヤジ』になってしまっています。
hanashin | 2007/09/21 5:38 PM

原田知世、可愛かったなぁ〜♪
今、どうしているんだろう?
何かあれば相談くらい乗るのにな〜(爆)
すみません、意味のないコメントで(笑)
まあ | 2007/09/21 7:20 PM

>>hanashinさま

その通り!忙しい時に観たらきっと、
「つまんね〜事で悩んでんじゃねー!大人になったらなー、
大人になったらなーっ!!」
とイラついてしまうかも(^^;

やっぱりヱヴァの方が、僕には似合ってるかも(笑)←こちらは14歳のキャラばかりですが。


>>まあさん

オレの知世になんて口のききかたを(怒)。
ちなみに、知世とまなみと博美とひろみは、オレのものです←ばか。

その昔、「セーラー服と機関銃」のテレビドラマに主演した知世ちゃん。
そのあまりのあか抜け無さに、「こりゃあかんでー」と思った僕に対し、
母が「このコは可愛なるで〜」と発言した事をはっきり覚えています。当人は全く記憶にないそうですが。

そんなアホな〜、と思ったものの、
「時をかける少女」でショートカットにして、
可愛さ従来比20倍で出現。
その後は角川二枚看板として、君臨しましたな(渡辺典子こそ、どうしているのでしょう?)。

もっとも、知世ちゃんの「時かけ」は観た事がありません。

余談ですが薬師丸ひろ子の「ねらわれた学園」は、いつぞや深夜に放送されてるのを観ました。
・・・・クラクラしますよ!(爆)
Gen◇◆ | 2007/09/21 10:35 PM

Genさんもう一人「おれの野口」が・・・(爆)

このアニメつい最近テレビでやってましたね。
ビデオ撮るの忘れたので店で見たけど中途半端な見方をしたのでよくわかりませんでした。

ジブリは「もののけ姫」が最高でした。後はストーリーがにたり寄ったりなので全部見ないで「もののけ姫」だけを
見るとかなり感動しますね。

「千と千尋・・・」は映画館で見たときはあんまり面白くなかったのに後でテレビで見ると結構面白かった。
でも基本的に普通の女の子が出てくるものより
メルヘンっぽい物語が好きなのでやっぱり
「もののけ姫」ですね^^
miltuchan | 2007/09/22 5:56 AM

>>miltuchanさま

ちなみに、まなみは本上まなみ、博美は永作博美、ひろみは岩崎ひろみ(女優)の事です。
知り合い全てに「シュミがヘン!」と言われます(;^_^A

>このアニメつい最近テレビでやってましたね。

そうなんですか?
深夜映画ならザッピング時に、運よく出会うことがありますが、
プライムタイムは、サンテレビに固定されているので・・・(笑)。

>ジブリは「もののけ姫」が最高でした。

僕もこの作品が、ジブリ映画を劇場で観た最後ですね、今のところ。
山犬や猪が喋るという意味ではメルヘンですが、
作画は結構ハードですよ(^^;
ブエナビスタがジブリと契約したのがこの頃ですが、
「世界のメルヘン(?)」ディズニーとしては、
「もののけ姫」内で描かれる、武士の首チョンパシーンなどに、強い干渉をせざるを得なかったようです。

しかし、世界配給などに根本的に興味がない、宮崎監督。
頑として首を縦にふらず、「それやったら、海外配給してもらわんで結構!」
と“大人の事情”を無視した発言(爆)。

山の神々には山の神々の事情。
エボシにはエボシの事情。
どちらにも正当な、そして勝手な理屈がある。
こういう作品には、日本人は比較的慣れている筈で、
日本での大ヒットに比べ、アメリカではディズニーが期待するほどの興行成績は上がらなかったのは、
「アニメはお子様のもの」という発想から、未だ脱却できていない事が、大きな要因でしょう。

・・・と演説したものの、一番好きなジブリ作品は、
「天空の城ラピュタ」だったりします(笑)。
もんのすごい単純な勧善懲悪モノ(^^;
Gen◇◆ | 2007/09/22 11:14 AM

私も垂水のオヤジ(筒井氏)←いいんですか?この呼称で・・・
好きなので、割と読んでるほうだと思いますが、「時をかける少女」は読んでないです。
なんか、甘そうな気がして・・・
「アフリカの爆弾」系が好きです。
「関節話法」みたいに笑わずには読めないのとか、「欠陥大百科」の氏のマンガも好き♪

ジブリ作品(あまり見てないんですけど)で一番好きなのは「じゃりン子チエ」ですが、TVアニメのシリーズのほうが好きだったりします。
自分でも、「シュミがヘン!」だと思います。(^^ゞ
とらっぴぃ〜 | 2007/09/22 4:53 PM

>>とらっぴぃ〜さま

お返事が遅くなりすみません。
しばらくPCを立ち上げられない状況でしたm<__>m


>垂水のオヤジ

愛があっていいんじゃないでしょうか(笑)。
関西ではレギュラー番組もあり(『ビーバップ!ハイヒール』(ABC)というバラエティー番組のコメンテーター)、若手芸人にツッコミを入れるおっちゃんと化していますし。

僕にとっては、一時期熱心に読んでいた『噂の真相』(そんな時代もあったんです・・・)で、
「断筆宣言」をした作家さん、という印象が一番強いです。
彼の作品もひとつも読んだ事がないのですが、
これは、“筒井康隆”だから・・・では全くなく、
小説を読む習慣が、僕にないからなんです。
ノンフィクションはよく読む方なんですけど。

高校卒の頃、なんとか小説を読むクセをつけたいなぁと思い(←この発想がすでに不純ですよね〜)、
とりあえずサクサク読めるものを・・・。

で選んだのが、新井素子の『…‥絶句』でした(^^;

・・・・そりゃあサクサクっと読めまさぁね(笑)。
以降、氷室冴子などコバルト系に走ってしまい、
オーケン(筋肉少女帯)を経由して、
なぜか村上龍で小説歴を終えました(^^;

例えば・・・『突破者』(宮崎学)とかだったら、
あの分厚さに負けずに読めるんですけど、
なぜか小説は・・・早い話、途中で飽きてしまうんですよ。
あれだけ評判の高い宮部みゆき作品も、
さほど夢中になれず。。。

あっ!単に読解力がないのか?
『レベル7』。頑張って読んだけどなぁ(笑)。


ところで、「チエちゃん」。
面白いですね♪(結局マンガかい)
TVシリーズの方が、声優がしっくりきますね。

ちなみに監督が高畑勲なだけで、ジブリは制作に関わっていない作品なんです。
てか、当時ジブリはまだ存在していませんでした。
ビデオやDVDが「ジブリ・シリーズ」として扱ってるので、ややこしいですねえ。
Gen◇◆ | 2007/09/24 11:08 AM


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