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子供扱いは望まず(3)

【子供の知恵について】
本書を読んで、一番感銘を受け、一番テーマにしたかったのが、
実はこれについてだったのだ。
(もっとも、本書の内容からはかけ離れたテーマである)

思いがけず駄文・長文になり(;^_^A、パート分けをしてしまいましたが。(最後まで読んでくれる方が、果たしているんでしょうか?)
先に述べたように、本書はその大半を、被害者の妹のインタビューをモノローグとして編集し、綴っている。
そうして当時を自分(妹)の目線から語るのだが、
御本人の性格から、当時の大人にひどく誤解された事を語っている。

が、誤解される理由の一端に、彼女が子供でありながら、非常に大人びた考えの持ち主であった事があげられる。
いや。
この”子供でありながら”という考え方こそ、
我々大人の盲点である事に、気付かねばならない。

かつて、水谷豊主演の『熱中時代』というドラマがあった。
そのなかで、船越英二演じる校長先生(たぶん)のセリフに、こんなものがあった。

「我々大人は、自分もかつて子供であった事を忘れている」

大体こんなセリフだったと思う。
舞台となる小学生たちとほぼ同年代の私であったが、
なぜだかこのセリフに、強烈な印象を受けてしまった。

思えば私自身、ガキはガキなりに相当物事を考えていたように思うし、
どうすれば”大人受けするか”、それはつまり”優等生を演じる”だけでなく、”時に子供を演じる”場合もあるわけだが、
それらをを考えた事もない、なんて言えば大嘘になる。

はっきり言えば”可愛げのない嫌なクソガキ”であったのだ。

もっとも自身の名誉のために言っておくと(笑)、
”そんな事ばっかり”考えていたわけでは、もちろん無い。
大体、女の子と違って男の子というのは、総じて幼稚である。
そもそも”演じて”いた事が、賢明な大人には見透かされていた事だって、なんぼでもあったろう。

私や本書の妹さんは、少々一般的ではない子供だったかもしれない。
しかしまあ、何にしてもだ。

大人が思うより、子供はずっと思慮深く、
大人が思うほど、子供は馬鹿じゃない。

自身が”子供であった時”を思い起こせば、
誰にだって思い当たるフシがあるのではないかな?

そして私は、子供(実子はいませんが)に対して、
出来うるかぎり”子供扱い”はしないように努めている。
案外それを望んでいる子供が多いのを、肌で感じる事も結構あったりするんだよね。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

参考サイト:
少年犯罪データベース
naoyaのはてなダイアリー - 「心にナイフをしのばせて」読後感想

※『心にナイフをしのばせて』は、先述通り著者のミスリードも部分的にありますが、
加害者(とりわけ少年犯罪者)の『更正』とは、
被害者(またはその遺族など)の『ケア』と表裏一体の筈だ、
という主張には、疑問の余地はないと思います。

そもそも新聞なども含め、この世にはミスリードするニュース媒体が山ほどあります。
読み手の我々が賢くならなければいけないのでしょう。
やはり一読の価値はあろうかと思います。


※さらに註:
上で「更正」とあるのは、「更”生”」の誤りです。
書いた人 Gen◇◆ | comments(6) | trackbacks(0) |




コメント

(1)から順番に読んでここまで来ました(笑)

未成年の犯罪で殺人、しかも猟奇的な殺人を犯しながら少年法の元に保護されるのは常々疑問を抱いていました。悪質な犯罪は成人と同じように裁くべきだと思います。それこそ子ども扱いは望まずです。

「神戸事件」の犯人も『更生』して今社会復帰していますが、犯した罪が消える事は無いのです。
それは一生背負っていくべきものなのです。
墓参りを遺族に拒否されたそうですが当然です。
謝罪して終わりにして欲しくないですね。

「山口県の母子殺害事件・差し戻し審」
この犯人も何の反省の色も無く、21人もの弁護団が
付いているという事が異常だと思っていましたが

>”まず死刑廃止ありき” そのためにこの事件を
利用している

遺族の気持ちを少しでも考えたことがあるんでしょうか?この遺族であるご主人の顔を見ると気の毒で仕方がありません。あだ討ちさせてあげたい気分です。

『命には命をもって償うべし』これははるか昔からの
裁きの基本だと思います。


「子供の知恵について」ですが、この本を読んでないので彼女がどういうことを言ったのか解らないのですが、子供の正直な目で見たことのほうが、
おとなの常識や先入観に支配された目で見るよりも
より真実に近い場合もあると思います。

私も中学のころ人生について悩み「若年寄」と
言われました。
20歳になったら急にぶりっ子に変身しましたが(笑)
miltuchan | 2007/06/28 3:42 AM

端的にまとめる国語力がないが故、
だらだらと長い文章になりましたが、
最後までお付き合い、ありがとうございます(^^;

裁判官でもいわゆる「人権派」だった人が、
自分の家族が犯罪に巻き込まれたのち、
これまでの主張をコペ転させた例がありましたね。

>>遺族の気持ちを少しでも考えたことがあるんでしょうか?

自分がその立場にならないと、わからない。
つまり「想像力の欠如」した人達だと、断言して差し支えないでしょう。

記事で触れ忘れてしまいましたが、
導入が決まっている『裁判員制度』。
地裁における刑事裁判に採用される制度だそうですから、
こういった事件で「自分ならどう判断するか」を考える事は、大切な事かと思います。

法律を遵守する事は、法治国家として非常に重要ですし、論理的な発想です。
しかし、人が人を裁く事そのものが、
実は理屈で説明できない。非常にあやふやなものです。
だからこそ裁判員という現場でも、
論理だけでなく、”情緒的な発想”に基づいて判断するのも、大切ではないかと思います。
人が人を裁くいうのは、そういったものではないでしょうか。
「想像力」も”情緒”のひとつだと思います。


本記事に後で加筆しましたが、
「子供の知恵について」の部分は、
この「心にナイフをしのばせて」のテーマから大きくはずれています(^^;。
読み手の僕が、そういう読み方をしたに過ぎません。

人生について悩む、または考えるって絶対ありますよねえ。
思春期ならなおさらです。
小学時から「死への恐怖」が強くあった僕ですが、
中学生頃になると、昂じて「なぜ生まれたのか」「生きる目的とは」という哲学(?)に思いを馳せるようになりました。

その頃にいくつかの結論を導いたのですが、
何十年と経った今も、基本的には変わっていません。

ひとつご披露させていただきますと、

『死ぬまで生きる』

という禅問答みたいなものです(笑)。
Gen◇◆ | 2007/06/28 11:02 AM

miltuchanさんと同じく(1)から読んできました^^
衝撃的でした。
遺族は未だ苦しみ、加害者は弁護士、という今に。

この事実から言えば、謝罪反省がなくても(というかない方が)「更正」はできるということになります。
「更正」って何なのか、ただ社会復帰することなのかと疑問に思いました。自分の犯した罪と向き合って遺族の受けた痛みを考えれば、そう簡単に社会復帰などできないことでしょう。(それも問題なのでしょうが。)
そして、被害者遺族のケアが十分でない現状もとても悲しく思いました。
世の中ってどうしてこう不条理なんでしょうね。。。

光市の事件、私は、少年であったとは言えやったことが凶悪ですし、厳しい処罰をと願っています。この事件を見聞きする限り「更正」すら罪な気がして。。
yui | 2007/06/28 11:05 AM

yuiさんも、長ったらしい文章にお付き合い下さり、ありがとうございます。

(※まず最初にお断りしなければなりません。
今気付いたのですが、本記事中で「更正」と書いているのは、
正しくは「更”生”」です。
miltuchanさんは、正しく書いておられますね。
yuiさんは僕につられたのか、「更正」とされてしまっていますが、ホントにどうも申し訳ありません。
こちらでコメントの修正ができればいいのですが。。。すんません。)


この「心にナイフをしのばせて」のコピー(帯びの文章)は確かに衝撃的です。
煽動的に過ぎる部分もあるかもしれません。

「更生」するなとは言いません。
前科によって、教育の機会を差別されるなどは、由々しき問題です。
しかし(程度問題はあるにせよ)、前科によって職業差別があったり、後ろ指を差されたりというのは、仕方ないと思います。

そういった罪=過去を背負って、なお且つ「今度こそ全うに生きよう」というのが
「更生」ではないでしょうか。

少年法のように、「過去を無かったもの」として教育し、もう一度世に放つのを
「更生」とはとても呼べません。
(ちなみに少年法によって、少年犯罪は
「前科」にすらならないそうです。
「前歴」なんですって。
つまり国家に”犯罪歴が残らない”わけです。)

殺人も万引きも立派な犯罪です。
アカンもんはアカンのです。
罪の大小は間違いなくあります。そりゃ絶対に。
しかしどちらも、無かった事にはならんのです。
大小はあれども、”その業を背負って生きていかねばならん”のです。

反対に被害者は、本来そういった業(悲しみ)を”背負わずに生きていい”筈なんです。
それでもその業から逃れる事は、不可能です。

背負うべき人物が、法によって”背負わなくていいように保護”されている。

背負う必要がない人物に、”保護すべき法律がない”。
同時にマスコミによる「セカンドレイプ」とも言える行為にもさらされる(現在はマスコミだけでなく、インターネットを介しての一般人による「レイプ」も問題です)。

どう考えてもおかしいです。
Gen◇◆ | 2007/06/28 11:46 AM

すっかり間違えてしまって、あぁ恥ずかしぃ^^;
ご訂正ありがとうございました^^

光市の事件の公判もひどかったようですね。
殺意を否認だそうですが、よくもまぁそんなストーリーをでっち上げられるものだと、怒りを通り越して驚きです。
そんな嘘の話をするくらいなら、更生の機会があったら何をするかくらいを語らせてあげたほうが、加害者のためにもなるのではないかと思ってしまいました。(反省していないことがバレてしまうからできないのかもしれませんが。)
yui | 2007/06/28 11:13 PM

とんでもないです(;^_^A
たまたま漢字変換をよく見てみると・・・あれ?ってな感じでして。。。
キーボードばかり打ってるからですねぇ(^^;


光市の事件はどうもキナ臭い。
もうプンプンしてやがる。
被告が反省してるかどうかは、元から怪しいもんですが、それでも、一審・二審では殺意などを認めていた。

今回一転否認に転じたのは、どない考えても
「人権派」弁護団の入れ知恵があったとしか思えません。
リハなどを繰り返すうち、被告本人も
「そうだよ。そういや俺、殺す気なんて無かったんだよ。きっとそうだ。」
と刷り込まれたのだと思います。

「キミは亡き母に甘えたかっただけなんだよ。そんなキミを殺人者とする奴らの方が、おかしいんだ!」

どうせね、ドラえもんはまだしも魔界転生なんて、被告本人は読んだ事ないんじゃないですかね。
彼は今現在、反省どころか”被害者意識”があるんじゃないですか、きっと。
でないと、『退廷する際、遺族の本村さんを鋭い目でにらみつけ(時事通信)』たりはしないですよ。
Gen◇◆ | 2007/06/28 11:56 PM


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